原発事故の恐怖

抜粋:

核反応が止まった後も崩壊熱つまり膨大な熱が出続けるので、長時間”冷やす”ことをしていないと炉心が溶けてしまう。・・・ 一部で、チェルノブイリ事故の後、”日本の原発は格納容器があるから安全だ”ということがいわれたが、それは間違いだ。シビアアクシデントでは、格納容器も破壊されてしまう。・・・ 原子炉の事故では、気象などに左右され高濃度の放射能汚染地帯であるホットスポットが数百キロ先まで点在する。

全文:


「原発事故の恐怖」は『徹底検証:21世紀の全技術』(現代技術史研究会編, ISBN-13: 9784894347632, 藤原書店、2010)からの抄本。原子力資料情報室のウェブサイトからダウンロードできる。市民に緊急情報を伝えるためにMRZineに非営利で再版した。




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